2026年08月06日
福井市の外壁塗装 夏休みの自由研究「家の観察」
福井市の外壁塗装・屋根塗装なら田端塗装工業(プロタイムズ福井南店)へお任せください!
福井南店
0776-36-4464
営業時間 8:00~17:00(日・祝定休、土曜不定休)
ブログBlog

こんにちは。プロタイムズ福井南店の津川です。
私たちは福井市・坂井市・永平寺町を中心に、55年にわたり外壁塗装・屋根塗装を手がけてきました。地域特有の気候や住まいの特性を踏まえ、それぞれの住宅に適した施工をご提案しています。
外壁塗装について調べていると、「防水工事」という言葉を目にするかと思います。
防水工事というと屋上などを思い浮かべるかもしれませんが、戸建て住宅ではベランダやバルコニーの床にも防水層が施工されています。住宅のベランダなどで使われる代表的な防水工事に、「ウレタン防水」と「FRP防水」があります。どちらも雨水の侵入を防ぐための工法ですが、材料や防水層の性質、施工方法が変わります。
「どちらの防水が優れているの?」「我が家のベランダにはどっちが使われているの?」と考えている方もいらっしゃると思います。
今回は、外壁塗装をお考えの住宅オーナー様にも知っていただきたい、ウレタン防水とFRP防水の仕組みや違い、それぞれの特徴についてご紹介いたします。
目次
ウレタン防水は液状のウレタン樹脂を施工する場所に塗り、硬化させることで防水層を形成する工法です。ベランダやバルコニーだけでなく屋上などにも用いられています。
ウレタン防水の大きな特徴は、液体の材料を塗って防水層をつくることです。シート状の材料を貼り合わせる防水工法とは異なり、施工した面を継ぎ目のない防水層に仕上げることができます。
ウレタン樹脂は液状なので、施工する場所の形状に合わせて塗り広げることができます。
ベランダやバルコニーには、床面だけでなく立ち上がり部分や排水口まわりなどさまざまな形状があります。液体の材料を使用するウレタン防水はこのような場所にも対応しやすい工法です。また、ウレタン防水には下地へ直接ウレタン樹脂を塗る密着工法のほか、通気緩衝シートなどを組み合わせる工法もあります。建物の状態や既存の防水層によって施工方法を選択します。
ウレタン防水はただ材料を塗れば完成するものではありません。
必要な厚みの防水層を形成するため、決められた工程に沿って材料を塗り重ねます。下地の清掃や補修、プライマーの施工なども防水層を適切に形成するための重要な工程です。そのため、既存の防水層がどのような状態なのかを確認したうえで施工方法や工程を決めることが大切です。
FRP防水は、FRP(Fiber Reinforced Plastics)を利用して防水層を形成する工法です。
FRPは日本語では「繊維強化プラスチック」といい、樹脂とガラス繊維などを組み合わせて強度を高めています。FRP防水では、下地を整えた後プライマーを施工し、ガラスマットなどの補強材と樹脂を組み合わせて防水層を形成します。
その後、表面をトップコートで仕上げるのが一般的な流れです。
FRP防水の大きな特徴は、硬く丈夫な防水層を形成することです。
FRPは強度が高く、耐荷重性や耐摩擦性にも優れています。そのため、人が歩くことのある住宅のベランダやバルコニーなどにも使用されています。また、FRP防水は硬化が比較的速いことも特徴です。施工する面積や現場の条件によって異なりますが、ウレタン防水とは施工工程や工期の考え方が異なります。
一方で、FRP防水は硬い防水層を形成するため下地の動きが大きい場所など、施工条件によって適さない場合があります。どの住宅にも一律にFRP防水を施工するのではなく、下地や構造を確認することが重要です。
ここまで紹介したように、ウレタン防水とFRP防水はどちらも防水層を形成する工法ですが、その仕組みには明確な違いがあります。
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層をつくります。材料そのものが液体なので形状に合わせて施工しやすく、継ぎ目のない防水層に仕上げられることが特徴です。
一方、FRP 防水は樹脂だけでなくガラス繊維などの補強材を組み合わせて防水層を形成します。硬く強度のある仕上がりになることが特徴です。
両者の違いを理解するポイントの一つが防水層の性質です。
ウレタン防水はゴム弾性があり、伸びのある防水層を形成します。そのため下地の動きに追従しやすいという特徴があります。対してFRP防水はガラス繊維によって補強された硬質の防水層を形成します。高い強度を持つ一方、ウレタン防水のような柔軟性を持つ工法ではありません。この違いから「FRPだから必ず良い」「ウレタンだから必ず良い」と単純に決めることはできません。施工する場所の状態や下地との相性を考える必要があります。
ウレタン防水では、材料を複数の工程に分けて塗り重ね必要な防水層を形成します。
施工面の形状に合わせやすい一方、液状の材料を使用するため各工程で適切な厚みや乾燥・硬化時間を確保することが重要です。FRP防水では、ガラスマットと樹脂を組み合わせて防水層をつくります。硬化速度が速く、条件によっては短期間で施工できますが、FRP特有の臭気があるため施工時には周辺への配慮も必要です。このように防水工事と一括りにするのではなく、材料、補強方法、硬化の仕方、施工条件まで含めて違いを考えることが大切です。
ウレタン防水とFRP防水について調べると、「結局どっちを選べばいいの?」と思われるかもしれません。しかし、防水工事では工法だけを先に決めるのではなく、現在の防水層と下地がどのような状態なのかを確認することが重要です。
同じベランダでも新築時から使われている防水工法や過去に行った改修工事によって現在の状態は異なります。例えば、表面のトップコートが劣化しているだけなのか、防水層そのものに劣化が生じているのかによって必要な工程は変わります。さらに、下地にひび割れや浮きやなどがある場合には、その状態を確認したうえで補修方法を検討する必要があります。
防水工事は「ウレタンを塗る」「FRPを施工する」だけでなく、その前段階にある下地処理も仕上がりを左右する重要な工程です。
外壁の塗装時期と防水工事の時期が必ず同じになるわけではありませんが、住宅全体の状態を確認することでそれぞれのメンテナンス時期を考える材料になります。特に確認したいのがベランダの床面だけではありません。排水口の周辺、防水層の立ち上がり部分、表面のトップコートなども、防水機能を維持するうえで確認しておきたい部分です。
ウレタン防水とFRP防水は、どちらも住宅やバルコニーなどに使われる代表的な防水工事ですが、仕組みには大きな違いがあります。ウレタン防水は液状の樹脂を塗り重ね、柔軟性のある防水層を形成する工法です。一方、FRP防水はガラス繊維などで補強した樹脂によって、硬く丈夫な防水層をつくります。どちらを採用するかは、工法の特徴だけで決めるのではなく、既存の防水層や下地の状態、施工する場所の形状などを確認して判断することが大切です。福井市の外壁塗装をご検討の際は、外壁だけでなく、ベランダやバルコニーの防水状態も一緒に確認してみてはいかがでしょうか。お住まいの状態に合わせてメンテナンスをご提案いたします。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。
お問い合わせフォーム・メール・お電話・ショールームにてご相談を承っております。
